2015-10-03 金子薫 「鳥打ちも夜更けには」 【B+】 この作家の作風に免疫がないせいか、序盤はかなり退屈に感じたが、それでも文章の緩急の妙さはクセになり、どんどん呑まれていった。寓話の情緒に流れすぎずに、もっとシンプルでも良さは出る気が。